∈∋∈∋∈∋ 価格競争が好き ∈∋∈∋∈∋
「価格が安い」と言うことは悪いことではありません。
むしろ値段が安ければそれが一番です。そして価格以上に質が高ければさらに良いのです。
ただ、何かにつけて他社との比較に低価格を前面に出して競争している営業マンがいるようで、低価格でなければ競争に勝てないと思っているらしく、やたら『安い!安い!』をモットーにたたき売りしています。
安い方が高い方より売りやすいと言う固定観念がどこかにあるようで、安くしている理由など後回しのように思えます。
中身については一切語らないようです。
はっきり言って、品質やグレードを落とせば、価格など簡単に下げられるのです。
しかし、住宅を購入しようと考えている大半の方は『安い』住宅メーカーにしようと躍起ですね。
でもちょっと待ってください。
なぜ安いのか、その理由を住宅メーカーの営業マンに必ず聞いてください。
お客さん
『○○ハウスは坪55万円はかかると言っていますが、△△ホームでは27.8万円でできるのですよね?どうしてそんなに安くできるのですか?』
△△ホーム営業マン
『それは、○○ハウスが高すぎるのです。人件費や広告宣伝費・キャンペーンやらイベントやらで経費をたっぷりかけて家を売っていますから、それらの費用が家の価格に上乗せされてしまうのです。その点△△ホームはテレビのコマーシャルも出していませんし、広告もわずかしか出しません。要するに家には関係ない経費が家の価格を上げてしまっているんです。』
こんな話をしている場面をよく見ます。
この話は本当でしょうか?
本当に家の価格が経費によって上がってしまっているのでしょうか?
たしかにそれはあると思います。
大手住宅メーカーと街場の工務店で比較すれば販売などにかかる経費はかなり差があるはずです。
しかし、大手の住宅受注数は街の工務店とは比べものにならないくらい多いので、下請け業者に依頼する工事単価はものすごく安いのです。
大手住宅メーカーは経費が高い、と言っても、住宅価格の10~15%程度が経費と考えられます。
つまり、
2,000万円の住宅なら200万円~300万円が経費と考えられます。
そして利益ですが、これも10~15%程度ですので、200万円~300万円です。
トータルで25%~30%くらいが粗利益と見られます。
そうすると住宅原価は1,500万円程度となります。だいたい35坪くらいでこの価格ですから坪単価にすると43万円が原価になります。
この計算だと、いくら経費や利益を削っても坪単価43万円までしか下がらないことになります。
ではなぜ坪単価27.8万円で家が建つのでしょうか?
35坪で計算しますと973万円で家が建つことになります。
でも現実には絶対建ちません。
35坪の大きさだと坪単価は27.8万円にはならないからです。
家が大きくなればそれだけ単価は下がるので、安く単価表示ができます。
これだけではありませんが、どこのメーカーでもこのようなことをしているわけではないと思いますが、あらかたカラクリがあっての低価格表示ですので、安いからと言っても『皮算用』はしないようにしてください。
安さを語る前に高品質を語り、その品質を維持して低価格をうたう。こういう住宅メーカーだと安心できますね。