∈∋∈∋∈∋ 資金計画が不安 ∈∋∈∋∈∋
そろそろ家を建てる住宅メーカーが一つか二つに絞れてきた頃になると、だいたいの建築予算も把握できてきて、あとは自分たちのライフプランのと住宅メーカーが提案してくるプランとの照合で、最終的な住宅メーカーを決定していくわけです。
しかし、外観や間取りのプランだけにとらわれすぎてしまい、本当にかかる費用についてのプラン立てはしましたか?
そしてその資金計画作りはメーカーからありましたか?
お金を払うのはお客さんです。
いざ契約となったときに、本当にそれで大丈夫ですか?
意外と金額に関しては住宅メーカーもお客さんも深~く話をしようとしないのです。
それは、金額のことに固執して話をしてばっかりいると、貧乏人とかケチだとか思われてしまうかも知れないので、なるべく避けて通ろうとするそうなのです。
でも、住宅メーカー選びをする基準に『金額の安さ』なんてこともあがっているくらいですから、その矛盾が理解できません。
しかし必ずついて回るのは金銭です。こればっかりは避けて通れません。
そういうわけで、この資金計画をどこまできちんと提案してくれるか、と言うことが住宅メーカーを選択する上で重要だと考えています。
建物の価格はこの頃にはある程度の枠取りができているので、ぴったりとまでは行かなくともほぼ数字は出ていますね。しかし、標準工事以外にかかる費用、たとえば『建築確認設計費』『地盤補強費』『屋外給排水工事費』『屋外電気設備工事費』『外構工事費』『ガス工事費』『諸経費』などは、いくらかかるのかまったく分からない状態なわけです。
また、住宅ローンで家を建てる人も多くいるわけですから、総予算というものを少しでも早く提示して毎月の返済プランなどを的確に知らせる必要が住宅メーカーにはあるわけです。
しかし複数の住宅メーカーで競い合っている内は、あまりどこのメーカーも正式な金額を出したがりません。
その理由は価格のたたき合いになる可能性があることと、高い金額を提示したことによって、お客さんが他のメーカーで決めてしまう可能性がある、と言った複合的な要素があるからなのです。
こんなことを言う業者もいます。
『当社より安い金額を提示してきた業者がおりましたら相談ください。かならずそれより下げさせていただきます!』
まるで家電量販店のようですが、このようなコメントにだまされてはいけません。
はじめから高めの金額で提示して、安い業者との折衝がなければそのままの金額で押し通そうとする姑息な手段が見え見えです。
敷地調査や建物プランが決まらなければ、住宅の金額は正確には出せません。
したがって、早い段階で敷地調査・間取りなどの話を進めてくる業者のほうが、最終的には正確な金額を早い段階で出してもらうことができるので、いつまでも別途別途と言い訳じみた業者に引っ張られることはないわけです。