∈∋∈∋∈∋ 工事現場を公開しない ∈∋∈∋∈∋
建築をお願いする住宅メーカーがほぼ決まり、あとは実際の工事現場を見て問題がなければお願いしよう!と思えるくらいまで佳境になってくると、担当している営業マンに「新築工事現場を見学させてほしい」とお願いすることになります。
お客様
『お宅の会社で近所に新築工事中の現場はありませんか?見てみたいのですが。』
営業マン
『少々お待ちください…。今この近所でお見せできる工事現場がないんですよ。つい二日ほど前にお引き渡ししてしまった建物があったのですが、引渡後なのでお見せするわけにはいきませんし、車で一時間ほど走ったところで新築工事中の現場はありますが、1週間ほど前に上棟が済んだばかりのところですからあまり参考にならないかも知れません…。いかがいたしましょうか?』
お客様
『そうですか…。でも一度建築中の現場は見ておきたいので、1時間かかっても構いませんからその場所を教えてください。』
営業マン
『分かりました。ただ今日の今日はちょっと無理ですね。出来れば来週の日曜日にお願いできませんか?』
お客様
『日曜日では工事現場はお休みですよね?大工さんとか職人さんたちががお仕事をしているところを見てみたいのですが…』
営業マン
『実はこの現場の大工さんは人に見られるのが大嫌いな方なので、出来ればお休みの日に見に行ってもらうとありがたいのですが…』
こんな会話を聞いていると、『この住宅メーカーは工事現場を見せたくないんだな』と誰しもが思うことでしょう。
工事現場を見せられない理由として以下のようなものがあげられます。
(1)下請けの工務店が施工しているため、見学希望の話などがすぐに行き届かない。
(2)常に人手不足なので一人の現場監督がかなりの棟数を受け持っていて、なかなか現場に顔を出せない。
(3)現場が汚い(特にトイレやゴミ、材料の置き方など)
(4)現場の職人が住宅メーカーの悪口を言うかも知れないと思っている
だから、あらかじめ準備をしてお客さんが見に行っても良いような状態にするために、一定の日数の猶予をもらうわけです。そして現場が動いていない日曜日を指定したりします。
しかし魂胆は見え見えです。
工事現場を見たい、とリクエストして、即工事現場見せてくれない住宅メーカーは、現場に問題があるという証拠です。
近所に建築中の物件がないという住宅メーカーもどうかと思います。
どちらにしても、工事現場を気持ちよくすぐに見せてくれない住宅メーカーは絶対パスすべきです。
新築・建替えを問わず、工事中は近所の方々に迷惑をかけないようにしてもらわないと、完成した後に近所付き合いしづらくなったりします。そんなことがないようにしっかりと希望の住宅メーカーの工事現場をなるべく多く見学して、周囲に迷惑をかけていないかを見極めてください。
さらに抜き打ちで何度か見に行って、整理整頓などがしっかり出来ているかどうかも見ると良いでしょう。