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Realforce TKL for Mac「R2TLSA-US3M-WH」レビュー

Realforce TKL for Mac「R2TLSA-US3M-WH」レビュー

Mac用のキーボードは、Apple純正のキーボード以外での選択肢がかなり限られている。
特に自分はUSキーボードを好んで使用しているため、さらに純正以外のキーボードはなかなか見つからない。

Apple純正キーボードが決して悪いということではないのだが、スペースの関係でテンキーレスモデルを選ばざるを得ないので、そうなるとどうしてもApple純正はキーレイアウトが使いづらい。
Mac Bookのそれとほぼ同じ配列なので、デスクトップと両使いならメリットはある。
しかし自分はBookは使わないので、やはりApple純正ではなく一般的な英語レイアウトのキーボードが好ましい。

さらに言えば、キーストロークが軽く深いものが好み。
となると、Realforceがどうしても欲しくなる。
RealforceはMac向けの日本語フルキーボードこそあったが、USキーボードは発売されていなかった。

そして2019年末、ついにMac用テンキーレスのUSキーボード「REALFORCE for Mac TKL」がラインナップされた。
自分が購入したのは発売からしばらくたった2020年7月。

ということで2021年8月、購入してから1年経過したあとのレビュー。

気に入っているところ

⭕ キータッチが軽い!

実際に計ったことはないが、カタログ上では30gらしい。
メーカーも、独自のフェザーキータッチとうたっているくらいで、本当に羽毛を押しているかのように気持ちがいい。
加えて、キーを最後まで押し込まなくても、4mmストロークのうち最小で1.5mm押し込めば反応する設定も可能。

⭕ タイプ音が静か!

キーボードはカチャカチャと音がするものだと思っていたが、このキーボードは静音タイプ。
「スコスコスコッ」という感じで、何かで消音されているような感じがする。
静かな職場や深夜作業などでも周囲に迷惑がかからない。

⭕ 使い方に合わせてカスタマイズできる!

専用ソフトで使わないキーを無効化できる。
自分は右下の「ファンクション機能切り替え」キーや「capslock」キーは使わないので無効化している。
「capslock」無効化はMac本体側でもできるが…。
そのソフトで、キーが反応する深さをそれぞれ調整したりできる。
小指で入力するキーは1.5mmにして、薬指は2.2mm、それ以外は3mmといった風に好きなキーごとに反応位置を調整できる。

⭕ 静電容量無接点方式スイッチ!

一般的なメンブレン方式だとキーを最初に押す時だけ反発力が強く、それがすぎると普通の反発力で押下するような感じ。
この最初のキータッチで引っかかるような挙動が、長くタイピングしていると指や手首が疲れてくる原因になっている。
一方静電容量無接点方式だと、最初から最後までキーの反発力は変わらずに押下することができる。
もちろん最初のキータッチで引っかるような挙動はない。
これがRealforceを使用する最大の理由とも言える。
Apple純正キーボードやノートパソコンはパンタグラフ方式だが、機構自体はメンブレンとさほど変わらず、さらにストロークが短いのでどうしてもタイピング感覚が馴染めない。
静電容量無接点バンザイ!

どっちでもいいところ

🔺 インジケーターランプが色替え可能

ソフトを使わなくてもキー操作だけでインジケーターランプの色が替えられるというものだが、自分は特にあってもなくてもどちらでもいい。
明るさを調整できるようだが、それも特に必要はない。

🔺 キースペーサーがつけられる

2mmと3mm厚のキースペーサが標準で付いている。
これを付けることで、押下ストロークが短くなって戻りが早くなるというものらしいが、自分の場合、深いストロークのキーが好みなので、これを付けると好みのストロークにならないので特に必要はない。
また、このスペーサーを付けるためには、キーをひとつひとつ引き抜いてから取り付けることになるので、それもまた結構な手間がかかる。

気に入らないところ

❌ 誤入力がかなり多くなる

一般的なキーの押下圧に比べてかなり軽いので、自分では押しているつもりではないのに、隣のキーをちょっと触れただけで誤入力してしまう。
また、キーボードに軽く触れているだけのつもりなのに、気づいたら連続入力されてしまったりもする。
とは言っても、これは初めだけで、このキーボードに慣れてしまった現在は連続入力されるようなことはない。

❌ Macのショートカットキーが一部使えなかった

Macには、「再起動、スリープ、終了」のダイヤログを出現させるショートカットキー[Control+Eject]があるのだが、これが使えるときと使えない時がある。
はじめキーボードの初期不良かと思い、メーカーに何度も症状を伝えたがいっこうに改善しない。
結局キーボード本体を一式交換してもらったが、症状は全く変わらなかった。
それ以外もキーを無効化しても、再起動すると有効になってしまうなど、小さな不具合がいくつかあった。

❌ サポートが不親切

上記のショートカットキーが使えない不具合は、もしかしたら自分のMac側に問題があるのでは?と思いはじめたため、諦めてそのまま使用していたが、2021年7月にファームウェアがアップデートされていて、それを適用したことで無事ショートカットキーが使えるようになった。
しかし、何度もこの問題でやり取りしていて、結局解決しないまま1年近く経過し、その後何の連絡もなくオフィシャルウェブページにこっそりとファームウェアアップデートを掲載するという、未解決のユーザーに対して非常に不親切な対応は実に不愉快。
せめて本不具合を起した者に対しては、メールなり電話なり連絡するくらいの対応は然るべきだと感じる。

❌ 価格が高すぎる

自分はAMAZONで購入したが、当時31,880円(税込)
ネットだとどこを探しても3万円前後。
Windows用なら同じようなテンキーレス静音タイプでも24,000円くらいで販売されているので、Mac専用はそれに比べて高い。

総合評価

デザイン:★★★★★

テンキーレスはスペースを取らず、自分のような狭いデスク環境には最適。
シルバーの本体にホワイトのキーと昇華印刷が美しく、Macのデザインにマッチしていると思う。

キーピッチ:★★★★☆

標準的なピッチで、広くもなく狭くもないちょうどよい間隔。
それでもキーが軽いので、いまだに誤入力してしまうことがあるが、それはキーピッチの問題ではない。

ストローク:★★★★★

これも標準的な4mmストロークで、自分が最も好みの長さ。
さらにソフトを使って反応位置を3種類変えられる。
静音タイプなので音はスコスコスコッとかなり静かで、タイピングするのが楽しくなる。

キー配列:★★★★★

待ちに待ったMac専用のUS配列。
Mac専用だけあって、独自のキーがきちんと揃っていて嬉しい。

機能性:★★★☆☆

ソフトを使っていろいろとアレンジできる機能はありがたい。
ただ、ほとんどの機能はあってもなくても良いようなものばかり。
専用ソフトもファームウェアも、アップデート情報はオフィシャルウェブページに掲載しているだけで、ユーザーへの告知はしていない。
当キーボードはまだ発売されてから1年半なのでアップデートは頻繁にあったのかもしれない。
Win専用キーボードは頻繁なファームウェア更新はなさそう。

総合:★★★★★

サポートにやや難ありではあるが、現時点でキーボードそのものの不具合はすべて解決している。
というわけで、使用感が抜群で、タイピング疲れや肩こりもなくなり、毎日タイピングするのが楽しくなる素晴らしいキーボードと言える。
キーボードに3万円?と思うこともあるが、キーボードは最も使用する入力デバイスなので、その価値はあると言える。
ただ、このキーボードのおかげでほかのキーボードが固くて重くて使いにくくなってしまった。
このキーボードを使うようになってから、指が贅沢になってしまったようだ。

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