地域ビルダー建築現場

クチコミで購入されたお客さんがどのくらいいるか知ることが重要

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知人や親類などから「あのケーキ屋さん、すごくおいしいよ!」と、紹介されれば、ケーキ好きでなくても食べてみたいと思いますよね?
そして実際食べてみて本当においしかったら、今度は別の知人や親類に紹介したくなるものです。
こういった一連のプロセスが『クチコミ』なわけです。
クチコミ=クチコミュニケーション、つまり口から情報を伝えるということです。

このケーキ屋さんのように、本当においしいケーキであれば、自らが宣伝をしなくても、一度でも食べて『おいしい』と思った人がクチコミで宣伝してくれるわけです。
逆に言えば、おいしくないケーキ屋さんではクチコミで宣伝することは出来ないわけです。
だからクチコミ以外の方法で広告宣伝する必要があるわけです。

これは何もケーキなどのように『おいしい』と感じるものだけの話ではなく、住宅にも当てはまります。

ケーキのように、『買って食べたらまずかったからこの店ではもう買わない』といったわけにはいかないのが住宅です。
『建ててみたら良くなかったからもうこの住宅メーカーでは建てない』では時すでに遅しなのです。

こうならないためには、その住宅メーカーがクチコミで建てたお客さんがどのくらいいるかを知ることがとても重要です。

ではどうすればクチコミ客がいるかどうかを調べられるか?

こんな方法でやってみてください。

  1. 担当している営業マンが過去に売ったお客さんの家を見させていただく。
  2. そのお客さんに営業マンと住宅メーカーの良かった点悪かった点などを聞いてみる。
  3. 最後にそのお客さんに、誰かに自分が建てた住宅メーカーを紹介したことがあるか聞いてみる。

この三点で、だいたい分かると思います。

まず、過去に建ててくれたお客様の家を、気持ちよく見させていただけるようなコミュニケーションを常にとっている、つまり面倒を見ている住宅メーカーかどうかが(1)でわかります。

そして、(2)を聞くときは営業マンと距離を置いたうえで、住まわれている方とひそひそ話した方が良いですね。
結構いろんな話が聞けると思いますが、気持ちよく家を見せてくれるくらいのお客さんですから、悪口はほとんどないと思います。

そして、(3)の答えが、まだ誰も紹介していない、であったとしても、この先誰かを紹介する気持ちがあるかどうかを聞いて、気持ちがあると答えていただければ、クチコミする価値のある住宅を建築出来ると判断して良いと思います。

逆に、(1)の段階で、見させていただける家がないとなると、クチコミでお客さんを紹介してもらえるルートが一つもないわけですから、残念ながらまったく期待できません。

つまり、(1)の答えでだいたい分かってしまうのです。

ですから、これから家を建てようと思っている方は、出来ればクチコミの多い住宅メーカーや営業マンから買った方が絶対良いわけで、それらが全然ないところからは買わないようにしなければなりません。

繰り返しますが、ケーキを買うのとは違います。
少しでも信頼のおける住宅メーカーとお付き合いするためにも、いろいろ聞きまくることが重要です。

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