登山とかテン泊とかをやっている方には当たり前の防寒具「ダウンパンツ」。
暖房の効いた暖かい家で過ごすインドアの方にとって「ダウンパンツ」はあまり縁のないモノかもしれない。

わたしの場合、ダウンパンツはなくてはならない防寒具。
とは言っても、登山テン泊といったアウトドア人間ではなく、地味ぃ〜なインドア人間。
暖房や冷房といった人工的に温度を上げ下げする器具を好まないため、クーラーはもちろんヒーターも部屋にはない。

そんなわたしがダウンパンツに出会ったのは9年ほど前。
それは【NANGA スーパーライト ダウンパンツ】。
その衝撃的な暖かさと極上のはき心地は、毎年11月から翌年5月までの半年間はかない日がないほど。

ところが9年も経つとあちこちヘタってきて、生地の縫い目付近から破けてダウンが飛び出す始末。
これ以上傷口が広がらないよう、梱包用の透明テープを張って使っていた。
しかし所詮はテープなので、端っこから少しずつ剥がれてきて、ベトベトと汚くなってくる。

なくてはならないNANGAスーパーライトダウンパンツ
腰の両サイド縫い目部分が破けてテープで応急措置

そこでNANGAに修理見積もりを依頼してみた。
生地の縫い目から破れている場合は、当て布補修ではなくブロック毎に張替えが必要とのことで、2万円くらいかかってしまうらしい。
え〜、それなら新しいの買ったほうが安いじゃん、と思って調べたら、スーパーライトダウンパンツはディスコンらしい。
今はマウンテンロッジダウンパンツになっている。
膝のところが補強されているので、しゃがんだ際の膝部生地にかかるストレスを軽減している。
価格は23,100円。
ずいぶん高くなってしまっているが、それでも修理するのとそんなに差はない。

よし!このマウンテンロッジダウンパンツに買い換えよう!と思ってAmazonで探していたところ、Amazonベストセラー第1位「Naturehike ダウンパンツ」が目に留まった。
価格は6,299円……安っ!
ちょっと安すぎるのでかえって不安感があるが、レビューを見る限り悪いコメントは見つからない。
レビューを信用するのはどうかと思うが、騙されたと思って購入することにした。

ということで、Naturehike ダウンパンツのレビュー。

気に入ったところ

⭕ 安い

NANGAスーパーライトダウンパンツの購入価格は2013年1月時14,200円。
Naturehike ダウンパンツは6,299円。
2本買ってお釣りがきちゃう!
ちなみに現在販売中のNANGAマウンテンロッジダウンパンツはメンズで25,300円、ウィメンズで23,100円。
4本近く買えてしまう〜!

⭕ 軽い

室内で使用するにあたり、軽さは絶対条件。
この商品はインナータイプなのでとても軽くできている。
この上にアウターをはいて外出してもぜんぜんおかしくない。
ちょっとモコッと見えるけど…。

気に入らないところ

❌ サイズが合わない

わたしは身長168cmウェスト76cmで、今までのNANGAはMサイズでちょうどよかった。
サイズ表を見るとやや小さめと感じたので今回はLサイズを購入してみた。

NANGAとNaturehikeを並べてみた写真 ↓

(左)NANGA Mサイズ (右)Naturehike Lサイズ

写真のとおり、NANGAのMよりも丈が短い。
なのに、ウェストゴムと裾ゴムはゆるい。
丈が短くて裾ゴムがゆるいので、イスに座ると裾が上がってしまって足元が寒〜い。
これはちょっとどうかと思う。
丈はXL、ウェストと裾はM、そんなサイズが必要だ。
メンズ用とウィメンズ用の区別がないので、おそらくメンズ体型に合わせて作られているからなのだろう。
残念すぎる…。

❌ 暖かさがイマイチ

どうしてもNANGAと比べてしまうのだが、商品の仕様を比較してもそれほど差はない。
ただ、はいたときの暖かさは全くの別物。
膨らみ具合もぜんぜん違っていて、NANGAはふわっと厚みがあるが、Naturehikeの膨らみ具合は今ひとつ。
800FPと860FPではこんなにも違うのか?と思うほど。
まぁ、決して暖かくないわけではないが、お値段通りといった感じ。

❌ 膝の部分があってない

膝の部分のキルティングが他の部分よりも細かく分けれらている。
それはいいのだが、この箇所が膝ではなく脛に当たる。
なので、補強の意味がない。
膝はもっと上にあるんです。
人によってある程度の上下はあると思うけど、わたしの場合はぜんぜん合わない。
せっかくの施しなのにもったいないなぁ、と思う。

❌ 耐久性が心配

はき始めて1週間経ったが、もう縫い目からダウンが飛び出てきている。
ええぇ〜、早くない?
ダウンがパンパンに入っているわけでもないのに飛び出てきているって、縫い目部の品質や耐久性に難ありかも。
半年経ってどうなっているか、ちょっと心配。

製品仕様比較

NANGA スーパーライトダウンパンツ
  • 生地:20D ナイロンシレ撥水加工
  • 中綿:ポーランドグースダウン 93% / フェザー 7% 860FP
  • 重量:約290g
  • 中綿量:100g
  • 生産:日本製
  • 価格:14,200円(2013年1月)
Naturehike ダウンパンツ
  • 生地:20D 400Tナイロン
  • 中綿:ダウン 90% 800FP
  • 重量:約250g
  • 中綿量:88g(Lサイズ)
  • 生産:中国
  • 価格:6,299円(2021年10月)

総評

総合:★★★☆☆

NANGAという国産有名アウトドアブランドのダウンパンツを使っていたので、コストパフォーマンスの高い中国製のダウンパンツが相応に違いがあって当然。
初めてはくダウンパンツがNaturehikeだったら、きっと極上の暖かさを実感するのだろう。
防寒ズボンと称して販売されているアウターパンツに比べれば格段の暖かさであることは間違いない。
加えて、NANGA1本でNaturehikeが4本近く買えてしまうのはかなりの魅力。
暖かさはNANGAに比べればイマイチだが、だったら2本買ってはけばいいじゃんって話。
心配の耐久性については、しばらくはき続けてから検証したい。

ちなみにわたしは、寒い日はダウンパンツと一緒にダウンルームブーツを履いてます。
これを履けば、室内が一桁の気温でもヒーター無しで過ごせます。
超オススメです。


Written by あおみ

管理人の【あおみ】です。
1993年神奈川県生まれ、エスアイアーをしています。

あおみのプロフィールは以下よりご覧ください。

あおみ
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